ゆやとは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

ゆ‐や【湯屋】
の解説

１（「斎屋」とも書く）浴場のある建物。特に、社寺などに参籠するとき、斎戒沐浴 (さいかいもくよく) あるいは休息するための建物。

２料金を取って、入浴させる所。銭湯。風呂屋。

ゆや【熊野／湯谷】
の解説

謡曲。三番目物。平宗盛の愛人熊野は、東国にいる重病の母を見舞うために帰国を願うが許されず、花見の供を命ぜられる。花見の宴で、母を案じる熊野の歌をきいた宗盛は哀れを感じて帰国を許す。

箏曲 (そうきょく) 。山田流。山田検校作曲。歌詞は

の後半からとったもの。

三島由紀夫の戯曲。

をモチーフとする1幕の近代劇。昭和34年（1959）「声」誌に発表。初演は昭和42年（1967）、堂本正樹の演出による。「近代能楽集」の作品の一つ。

カテゴリ

［美術・音楽］の言葉

［音楽作品］の言葉

［演劇・映画］の言葉

［演劇・映画の作品］の言葉

［能・狂言の作品］の言葉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ゆやの前後の言葉

ゆやの例文(21)

出典：青空文庫

･･･噂ではその卒塔婆が、熊野にも一本、厳島にも一本、流れ寄ったとか申･･･芥川竜之介「俊寛」
･･･で客を招けば、おらあ熊野へも三度目じゃと、いわれてお供に早がわり･･･泉鏡花「伊勢之巻」
･･･そう言えば湯屋はまだある。けれども、以前見覚えた、両眼真黄色な絵･･･泉鏡花「国貞えがく」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。