中国によるチベット統治に対して1956年に勃発した、チベット人による独立運動。中国は1950年にチベット全域を武力で併合。協定に違反してチベット北部の社会主義化を強行したため、反発した民衆が蜂起した。中国の人民解放軍が弾圧を強める中、1959年にダライ=ラマ14世がチベットを脱出し、インド北部に亡命政府を樹立した。
[補説]動乱から約50年を経た2008年、
ラサでチベット
独立を求めて
騒乱が
発生。
暴動は間もなく
鎮圧されたが、チベット
民族が多く住む
中国四川省をはじめ世界各地で、
中国に対する抗議運動が
展開された。