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落花流水の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえ。また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。散る花は流水に乗って流れ去りたいと思い、流れ去る水は落花を乗せて流れたいと思う心情を、それぞれ男と女に移し変えて生まれた語。転じて、水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべたい水の流れを女になぞらえて、男に女を思う情があれば、女もその男を慕う情が生ずるということ。▽「流水落花りゅうすいらっか」ともいう。
出典
高駢こうべんの詩
句例
落花流水のごとく互いに惹かれる
用例
笑みとは何ぞ夢にも忘れて知るものは人生の憂という憂きの数々来るものは無意無心の春夏秋冬落花流水ちりて流れて寄せ返える波の年又一年今日は心のとけやする明日は思いの離るべきやは<樋口一葉・別れ霜>

落花流水の解説 - 学研 四字辞典熟語

①去り行く春の風情ふぜいのこと。花は散り、水は流れ去るという意から。転じて、衰えて落ちぶれること。②男女の慕い合いのこと。花を男に、水を女にたとえて、水の流れに身をまかせたいと男が願えば、落花を浮かべたいと女も思うようになるという意から。
注記
「流水落花りゅうすいらっか」ともいう。
出典
高駢こうべん「隠者いんじゃを訪たずねて遇わず」
用例
時にはおすがゞ流し元で洗ひ物をして居ると窓から篠棒を出して知らせをすることもあつた。二人は遂に扱帶しごきと兵兒帶とをとりやりして型の如き關係が結ばれてしまつた。若い女の多くは男に執念くつけまはされゝばそこは落花流水の深い仲に陷るのである。〈長塚節・芋掘り〉

落花流水の解説 - 小学館 大辞泉

  1. 散る花と流れる水。

  1. 《花が流水に散れば、水もこれを受け入れ花を浮かせて流れてゆく意》男に女を慕う心があれば、女もまた情が生じて男を受け入れるということ。

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