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風土記（ふどき） とは？ 意味・読み方・使い方

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ふど‐き【風土記】
の解説

地方別にその風土・文化その他について記した書物。
奈良時代の地誌。和銅6年（713）元明天皇の詔により、諸国の産物・地形・古伝説や地名の由来などを記して撰進させたもの。現存するのは、完本の出雲と、省略欠損のある常陸 (ひたち) ・播磨 (はりま) ・肥前・豊後 (ぶんご) の5か国のもの。上代の地理・文化を知るうえで貴重。後世のものと区別するため、古風土記ともいわれる。
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ふうど‐き【風土記】
の解説

⇒ふどき（風土記）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

風土記 の例文(3)

出典：青空文庫

  • ･･･化文政の頃に成りたる風土記稿にしるせる如く、今も昔の定めを更えで二･･･ 幸田露伴「知々夫紀行」

  • ･･･出雲風土記には、神様が陸地の一片を綱でもそろもそろと引き寄せる話が･･･ 寺田寅彦「神話と地球物理学」

  • ･･･で、宿から借りた長崎風土記など読む。可愛く若い福島屋の細君が、「―･･･ 宮本百合子「長崎の印象」

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