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キク科の多年草。山地の乾いた所に自生し、高さ30〜60センチ。茎は堅く、葉も楕円形で堅く、縁にとげ状の細かい切れ込みがある。夏から秋、白色または紅色の小花が頭状に集まった花をつける。若い苗を食用に、また乾かした根茎を漢方で白朮 (びゃくじゅつ) といい薬用にする。えやみぐさ。うけら。《季 花=夏》
1 昆虫ケラのこと。《季 夏》
2 所持金のないこと。一文なし。「—になる」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
おけらのもちい【朮の餅】
追儺 (ついな) の夜に供えた餅 (もち) 。
おけらまいり【朮参り/朮詣り】
大みそかの深夜から元旦にかけて、京都の八坂神社で行われる朮祭に詣でること。おけらもうで。《季 新年》
おけらまつり【朮祭/白朮祭】
京都の八坂神社で、大みそかから元旦にかけて行われる祭り。火鑽 (ひき) りで点じた火でオケラの根、柳の削り掛けを燃やして、かがり火にする。参詣 (さんけい) 人はそれを火縄に移して持ち帰り、雑煮を煮る火種とする。《季 新年》
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螻蛄
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