1. 公的事柄。おおやけごと。

  1. 朝廷、また、幕府。お上 (かみ) 。「—の役人」「—隠密 (おんみつ) 」

  1. 公衆の認める議論世論

  1. 公平議論

  1. 朝廷幕府などで行われる評議

    1. 「出雲国へ流さるべしと、—すでに定まりにけり」〈太平記・一三〉

巧みな演技技術

うまくだますこと。

ひろい意味。ある言葉のもつ意味範囲広狭がある場合の、広のほうの意味。「—に解釈する」⇔狭義

友人としての親しいつきあい。よしみ。「—を結ぶ」

[補説]目上の人に対して用いると失礼にあたる。

他人を敬って、その来訪をいう語。光臨光来

「さても只今の—、覚めての後の夢、夢の中の迷ひかとこそ覚えて候へ」〈太平記・三九〉

すぐれた演技技術

心のこもったつきあい。よしみ。「日ごろの—に報いる」

[補説]目上の人に対して用いると失礼にあたる。
[名](スル)相手の発言・決定・行為などを不当として、反対意見要求主張すること。「公共料金の値上げに—する」「—集会」

情愛のこもった親しいつきあい。厚いよしみ。「御—を賜る」

ちまたの議論世間評判

高くすぐれた道義高徳

「僕をして君の—を慕わしめよ」〈織田訳・花柳春話

並々ならぬ深い思いやり。目上の人から受ける好意をいう。「御—に与 (あず) かる」

すぐれた議論。また、他人を敬って、その議論をもいう。高論。「—を拝聴する」

[名](スル)
  1. 学問方法成果、また、研究対象などについて、その内容性質などを説き聞かせること。また、その説明。「学生に国文学を—する」

  1. 大学授業。「—に出席する」「集中—」

出典:青空文庫

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2023年12月