本文中にさしはさむ図。さしえ。

《「僧都 (そうず) 」からとも「案山子 (そおず) 」の音変化からともいう。また、歴史的仮名遣いは「そふづ」とも》田畑を荒らす鳥獣を音で脅す仕掛け。流水竹筒に導き、水がたまるとその重みで筒が傾いて水が流れ出し、軽くなって跳ね返るときに石を打って音を出すようにしたもの。のちに庭園などに設けられ、その音を楽しむようになった。ししおどし。 秋》風雨やむ寺山裏の—かな/蛇笏

僧綱 (そうごう) の一。僧正に次ぐ地位で、のちに大僧都・権大僧都・少僧都・権少僧都の4階級に分かれた。

[動サ変]《「そう」は「しょう」の直音表記招待する。しょうずる。
  • 「—・じ奉り給ひけれどおはしまさず」〈竹河

連語

動詞「さう(候)」の未然形+打消しの助動詞「ず」》多く補助動詞として用いられ、…でありません、…ませんの意を表す。→さもそうず
    1. 「いやいや、これまでは思ひもより—◦ず」〈平家・二〉

《「さう(候)」の未然形に推量の助動詞「うず」がついたものの音変化》多く補助動詞として用いられ、…でございましょう、…ましょうの意を表す。→さもそうず
    1. 「よい甥ができ—◦ずよ」〈四河入海・一一〉

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2023年12月