ほうかんしょう【宝冠章】
女性に授与される勲章の一。明治21年(1888)制定。宝冠大綬章 (ほうかんだいじゅしょう) 、宝冠牡丹章 (ほうかんぼたんしょう) 、宝冠白蝶章 (ほうかんしろちょうしょう) 、宝冠藤花章 (ほうかんとうかしょう) 、宝冠杏葉章 (ほうかんきょうようしょう) 、宝冠波光章 (ほうかんはこうしょう) の6等級がある。 [補説]制定時は、旭日章が男性、宝冠章が女性を対象とした勲章だったが、平成15年(2003)より男女ともに旭日章の対象となった。そのため現在では、宝冠章は皇室の女性や外国人への儀礼叙勲など特別な事例にのみに適用される。
ほうかんがいこう【砲艦外交】
海軍力を誇示することで、相手国に心理的圧力をかけ、交渉を有利に進めようとする外交戦略。
出典:青空文庫
・・・に因んだ趣向をした。幇間なかまは、大尽客を、獅子に擬え、黒牡丹と・・・ 泉鏡花「開扉一妖帖」
・・・書記の内へ水がつく、幇間がはな会をやる、相撲が近所で興行する・・・ 泉鏡花「葛飾砂子」
・・・牛込南町辺に住居する法官である。去年まず検事補に叙せられたのが、・・・ 泉鏡花「政談十二社」