ねつがんれいてい【熱願冷諦】
熱心に願い求めることと、冷静に本質を見極めること。▽「熱願」は熱心に願うこと。また、熱烈な願い。「諦」は明らかにすること。よく見てはっきりさせること。
ねはんじゃくじょう【涅槃寂静】
煩悩ぼんのうをなくして、悟りの境地に到達すること。
ねんげみしょう【拈華微笑】
言葉を使わず、心から心へ伝えること。また、伝えることができること。▽仏教語。「拈華」は花をひねる意。「華」は草木の花の総称。「拈」は指先でひねること。
ねんこうかほう【年功加俸】
年功の度合いによって給付される、本俸以外の俸給のこと。
ねんこうじょれつ【年功序列】
勤続年数や年齢が増すに従って地位や賃金が上がること。「—型賃金」
ねんじゅうぎょうじ【年中行事】
毎年決まった時期に行われる儀式や行事・催し物のこと。
ねんねんさいさい【年年歳歳】
毎年毎年。この年も明くる年も。▽「年」も「歳」も年月のこと。名詞を二つ重ねることによって「どの~も」という意味を表す。唐の詩人劉廷芝りゅうていしの言葉。「歳歳年年さいさいねんねん」ともいう。
ねんびのきゅう【燃眉之急】
非常に切迫した事態、さし迫った危険のたとえ。
ねんびゃくねんじゅう【年百年中】
一年中いつも。常に。始終。俗にいう、年がら年中の意。
ねんぶつざんまい【念仏三昧】
心を静かにして、一心に仏を思い浮かべること。また、それによって得られる心の安らぎ。さらに、ひたすら念仏(南無阿弥陀仏なむあみだぶつ)を唱え、それにより雑念妄想を取り払うこと。▽仏教語。「念仏」は、仏を思い浮かべること。また、南無阿弥陀仏を唱えて、阿弥陀仏を思うこと。「三昧」は、何かに集中することによって、心が安定し動かされないこと。
ねんろうりょうしょう【年老竜鍾】
年老いて、しょんぼりとやつれているさま。