ハイエク【Friedrich August von Hayek】
[1899〜1992]オーストリアの経済学者。独自の貨幣的景気理論を提示。また、自由主義思想の究明と発展に努力。1974年ノーベル経済学賞受賞。著「景気と貨幣」「資本の純粋理論」など。
はい‐せいせい【裴世清】
中国、隋の官人。推古天皇16年(608)帰国する遣隋使小野妹子(おののいもこ)とともに来日して煬帝(ようだい)の親書を天皇に伝え、送使となった小野妹子とともに、同年帰国。生没年未詳。
ハイゼ【Paul von Heyse】
[1830〜1914]ドイツの小説家。短編小説で知られ、詩・戯曲でも活躍。1910年ノーベル文学賞受賞。作「ララビアータ」など。
ハイゼンベルク【Werner Karl Heisenberg】
[1901〜1976]ドイツの物理学者。行列力学の創始、不確定性原理の提唱によって量子力学の基礎を築き、強磁性体の理論・場の量子論・原子核構造論などを発表。1932年ノーベル物理学賞受賞。
はいたに‐けんじろう【灰谷健次郎】
[1934〜2006]小説家・児童文学作家。兵庫の生まれ。小学校教諭を経て昭和49年(1974)に「兎の眼」を発表。人権や社会問題などについての発言も積極的に行った。他に「太陽の子」「ひとりぼっ...
ハイデッガー【Martin Heidegger】
[1889〜1976]ドイツの哲学者。キルケゴール、ディルタイの解釈学の影響のもとに、フッサールの現象学を発展させた。哲学の対象である存在は、実存を通してのみ理解可能であるとする、基礎的存在論と...
ハイドゥ【Khaidu】
[1235ころ〜1301]オゴタイ‐ハン国の君主。オゴタイの孫。1260年にフビライがモンゴル帝国のハン位を継承すると、これを不服として反乱を起こし、30年余りにわたって抗争、帝国の分裂を招いた...
ハイドン【Franz Joseph Haydn】
[1732〜1809]オーストリアの作曲家。モーツァルトと並ぶ18世紀後期古典派音楽の代表者で、ソナタ・弦楽四重奏曲・交響曲などの形式を確立した。作品に、104曲の交響曲のほか弦楽四重奏曲「皇帝...
ハイネ【Heinrich Heine】
[1797〜1856]ドイツの詩人・批評家。ドイツの反動的政策を痛烈に批判し、フランスの七月革命を契機に、1831年パリに亡命。愛と革命の詩人とよばれる。詩集「歌の本」「ロマンツェーロ」、長詩「...
ハイフェッツ【Jascha Heifetz】
[1901〜1987]リトアニア生まれの米国のバイオリン奏者。高度の技巧と確かな構成力により、新しい演奏様式を確立した。
ハイマンス【Corneille Jean Heymans】
[1892〜1968]ベルギーの生理・薬理学者。頸動脈洞と大動脈が酸素や炭酸ガス分圧に反応して呼吸を調節していることを発見。1938年ノーベル生理学医学賞受賞。
はいや‐しょうえき【灰屋紹益】
[1607〜1691]江戸前期の京都の富商。本名、佐野重孝。本阿弥光悦の門下で、歌道その他各芸に通じた。随筆に「にぎはひ草」がある。
ハイレ‐セラシエ【Haile Selassie】
[1892〜1975]エチオピア皇帝。1930年即位。1936年、イタリアの侵略により英国に亡命。1941年に帰国、復位したが1974年のクーデターで廃位された。
ハインライン【Robert Anson Heinlein】
[1907〜1988]米国のSF作家。近未来を舞台にした小説を多く残した。作「宇宙の戦士」「月は無慈悲な夜の女王」「夏への扉」など。
ハインリヒ【Heinrich】
(1世)[876〜936]中世ドイツ、ザクセン朝初代の国王。在位919〜936。オットー1世の父。マジャール人の侵入を退け、東方のドイツ化、キリスト教化に努めた。 (4世)[1050〜110...