こえいしょうぜん【孤影悄然】
一人ぼっちでさびしげなさま。一人だけで悲しむさま。▽「孤影」は一人ぼっちでさびしげな姿。「悄然」は憂い悲しむさま。物さびしいさま。「悄」は「蕭」とも書く。
しそうけんご【志操堅固】
志や考え・主義などを堅く守り、何があっても変えないさま。▽「志操」は考えや主義などを守って変えない意志。
しゅうしいっかん【終始一貫】
最初から最後までずっと変わらないこと。▽「一貫」は一つの方法・態度などを貫き通すこと。
じばんちんか【地盤沈下】
建造物などの土台となる大地が沈み下がる現象。自然現象あるいは人為的行為(地下水のくみあげなど)による。また、勢力基盤の弱体化のたとえ。
だんげんびちゅう【談言微中】
面と向かってはっきりとは言わず、それとなく遠回しに人の急所や弱点などをつく話しぶりのこと。▽「談言」は話す言葉の意。「微中」はひそかに、また、かすかに当てる意で、さりげない話しぶりで要点をつくことをいう。「中」はぴたりと当てる意。
ちょくじょうけいこう【直情径行】
感情の赴くに任せて思うとおりに行動すること。▽「直情」はありのままの感情、「径行」は思うことを曲げないで、そのままに行動すること。「情じょうを直なおくして径ただちに行おこなう」と訓読する。
とくいまんめん【得意満面】
事が思いどおりに運び、誇らしさが顔全体に表れるさま。▽「得意」は成功に満足するさま。
ひゃくせつふとう【百折不撓】
何度失敗して挫折ざせつ感を味わっても、くじけずに立ち上がること。どんな困難にも臆おくせず、初めの意志を貫くこと。
らっかていちょう【落花啼鳥】
自然の趣や詩情。花は散り、鳥は山中で鳴いているという、晩春の寂しげな自然の風景のこと。
わがんあいご【和顔愛語】
和やかで温和な顔つきや言葉つき。穏やかで、親しみやすい振る舞いのこと。▽「和顔」はやさしげな顔つきのこと。「愛語」は親愛の気持ちがこもった言葉の意。