こういふんじん【香囲粉陣】
たくさんの美人に囲まれるたとえ。香の囲いと、おしろいの列の意から。▽「粉」はおしろいのこと。
こういんじょぜん【光陰如箭】
月日のたつのが早いことのたとえ。
こういんりゅうすい【光陰流水】
月日のたつのが早いことのたとえ。
こううんりゅうすい【行雲流水】
空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。▽「行雲」は空行く雲。「流水」は流れる水。諸国を修行してまわる禅僧のたとえにも用いられることがある。「流水行雲りゅうすいこううん」ともいう。
こうえんばんじょう【光焰万丈】
詩や文章などの内容が雄大で力強いさま。
こうかいぜいせい【後悔噬臍】
後になって悔やんでも、いまさらどうしようもないこと。
こうかくひまつ【口角飛沫】
激しい勢いで議論を闘わすさま。
こうかじせん【膏火自煎】
財産や才能などがあることで、かえって災いを招くたとえ。あぶらの火は燃やすと明るくなり、その力を発揮するが、そのために自らを焼いて燃え尽きてしまう意から。▽「膏」はあぶら。「煎」は炒いる、焼く意。「膏火こうか自みずから煎せんず(煎やく、煎つく、煎いる)」と訓読する。
こうかてきめん【効果覿面】
結果や効き目がすぐに現れるさま。▽一般には都合のよい結果や効き目についていう。「覿」は見る、示す意。「覿面」は目の当たり、目の当たりに見ること。効果や結果が速やかに現れるさまをいう。
こうかばんげん【広厦万間】
非常に大きな家のたとえ。転じて、貧しい人々を庇護することのたとえ。