じゅくどくがんみ【熟読玩味】
文章をよく読み、じっくり考えて味わうこと。▽「玩味」はよく味わって食べる意で、物事の意義をよく考え味わうこと。「玩」は「含」とも書く。
じゅくりょだんこう【熟慮断行】
十分に考えた上で、思い切って実行すること。▽「熟慮」は十分に考えをめぐらすこと。「断行」は思い切って行うこと。
じゅげせきじょう【樹下石上】
出家行脚あんぎゃする者の境遇のたとえ。仏道を修行する者が宿とする、道ばたの木の下や石の上の意から。▽仏教語。「下」は「か」とも読む。「石上樹下せきじょうじゅげ」ともいう。
じゅそくたじょく【寿則多辱】
長生きすれば、それだけ恥をかくことも多いということ。また、長く生きることは、多くの恥をさらすことになるということ。
じゅたいこくち【受胎告知】
キリスト教で、天使ガブリエルがヨセフのいいなずけ聖母マリアを訪れ、キリストの身ごもりを告げたこと。古くからキリスト教美術のテーマの一つ。▽「受胎」は身ごもること。
じゅっこうがいしゅ【朮羹艾酒】
薬草を入れた吸い物とヨモギを入れたお酒。
じゅどうじつげつ【寿同日月】
文人画の画題の一。日・月・波・桃を一図に描き、長寿を祝う。
じゅりんのとうりょう【儒林棟梁】
儒学者の中で頭かしらにあたる人。儒学を勉強する仲間うちでの重要な人物。
じゅんいつむざつ【純一無雑】
混じり気がないさま。また、性質などが純粋で偽りや邪心がないこと。▽「純一」「無雑」はともに混じり気のないこと。また、そのさま。
じゅんこうろかい【蓴羹鱸膾】
故郷を懐かしく思い慕う情のこと。▽「蓴羹」は蓴菜じゅんさいの吸い物。「羹」はあつもの・吸い物。「鱸膾」は鱸すずきのなますの意。