はいめんこうげき【背面攻撃】
敵をうしろ側から攻めること。敵が予期していない方角から不意に攻めること。
はんしんふずい【半身不随】
脳障害などで、からだの右半身または左半身が麻痺まひして不自由になる症状。
ひがいもうそう【被害妄想】
自分が他人から、ありもしない危害を受けていると思い込むこと。精神疾患にしばしば見られる。▽「妄想」は根拠もないのに、あることを真実と確信し、いくらその誤りを立証しても承知しないこと。もと、仏教語でよこしまな思いをいう。
ひふんこうがい【悲憤慷慨】
運命や社会の不正などを憤って、悲しみ嘆くこと。▽「悲憤」は悲しみ憤ること。「慷慨」は「憤慨」と同じ。憤り嘆く意。「慷慨悲憤こうがいひふん」ともいう。
ひゃくさいむきゅう【百載無窮】
永久きわまりなく無限なこと。天地は永遠に不変きわまりないこと。▽「百載」は「百歳」に同じ。百年、転じて、永遠に、永久に、長くの意。「無窮」はきわまりないさま。果てしがないこと。永遠。
ひゃくせいふま【百世不磨】
永久に消えずに残ること。不朽。いつまでも消滅しないこと。▽「百世」は百代、長い年月の意。「不磨」はすり減らないこと。
びだいふとう【尾大不掉】
上に立つ者の力が弱く、下にいる者の力が強すぎて制御不能になること。下の者を自由に操れないこと。
びょうにゅうこうこう【病入膏肓】
病が進行し、回復する見込みがなくなること。不治の病にかかること。また、趣味や道楽などに病的なまでに熱中したり、悪癖や悪弊などが高じて手がつけられなくなるたとえ。
ふうきふうん【富貴浮雲】
富と地位は、浮き雲のようなものである意。人としての道を逸脱して得た富や地位は、はかなく頼りにならないこと。また、名利に無関心で金銭や地位に心を動かされることのないたとえ。一般に富と地位は、はかなく頼りにならないものである意にも用いられる。▽「富貴」は財産があって身分が高いこと。
ふきょうわおん【不協和音】
長二度(ドとレ)や短二度(ミとファ)など、高さの異なる二つ以上の音が同時に響く時、調和せず不快に濁って聞こえる音。心をあわせて仲良くせず、たがいに譲らずきしみを立てることのたとえ。