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喪家之狗の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

やつれてしまって元気のない人、落胆して志を得ない人のたとえ。また、身を落ち着かせるところがなく放浪している者のたとえ。▽「喪家」は葬式を出して喪に服している家のこと。「狗」は犬。喪中の家では悲しみのあまり犬に餌えさをやることも忘れてしまい、犬がやせ衰えてしまうという意。また、「喪」を失うという意味にとって、宿なしの犬と解釈する説もある。「狗」は「く」とも読み、また、「犬」とも書く。
出典
『史記しき』孔子世家こうしせいか
句例
喪家の狗のようにやつれている
用例
では旧士族は完全に牙きばを抜かれた喪家の狗になってしまったのか? その回答は一誠の乱から二年目に現れた。<豊田穣・伊藤博文>

喪家之狗の解説 - 学研 四字熟語辞典

元気がなくて、やせ衰えている人。喪中の家の飼犬の意で、喪中の家では、葬式で忙しくだれも飼犬のことを忘れているため、犬がやせ細ってしまうという意から。また、宿無しの野良犬、放浪者のこともいう。
注記
「喪家」は、喪中の家のこと。「狗」は、イヌのこと。「く」とも読む。
出典
『史記しき』孔子こうし
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