永字八法の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

書法伝授法の一つ。「永」の一字に楷書かいしょ基本である八種の点画が含まれているとして、「永」の字を用いてその用筆法を示したもの。長く書の教えとされてきた。▽「八法」は書法における用筆の八つの法で、側そくろくてきさくりゃくたくたくのこと。

永字八法の解説 - 学研 四字熟語辞典

「永」の字に楷書基本である八種類の点画がすべて含まれていることから、「永」の字を例にして書法伝授する方法
注記
「八法」は、書法における八種の運筆法。側そく(点)・勒ろく(横画)・努(たて画)・趯てき(はね)・策さく(斜画)・掠りゃく(はらい)・啄たく(短いはらい)・磔たく(おさえ)のこと。
表記
「八法」を「八方」と書きちがえない。

永字八法の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

書法伝授の一。「永」の一字に含まれ、すべての文字に応用できる運筆法。側(点)・勒 (ろく) (横画)・努 (ど) (縦画)・趯 (てき) (跳ね)・策(短横画)・掠 (りゃく) (左へはらう)・啄 (たく) (左へ短くはらう)・磔 (たく) (捺 (なつ) 、右の方へはらう)の8種。

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年11月