どくりつじそん【独立自尊】
人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳を保つこと。▽「自尊」は自身の品格を保つこと。
ひんこうほうせい【品行方正】
心や行いが正しく立派なさま。▽「品行」は行い・振る舞い・行状のこと。「方正」は心や行いが、正しくきちんとしているさま。
ひんじゃのいっとう【貧者一灯】
貧しい者のわずかばかりの心のこもった寄進は、金持ちの豪勢な寄進にまさるということ。真心のこもった行いの尊いことのたとえ。
ふかいてんち【不愧天地】
心や行いに、はずかしく気がひけるところのないこと。生き方にやましさがないこと。
ふくぜんかいん【福善禍淫】
行いのよい人は幸福が訪れ、悪事をなす人には禍がもたらされること。
ぼうぎゃくひどう【暴虐非道】
乱暴でむごたらしく、道にはずれた行為をするさま。また、その人。
ぼくめいじゅこう【墨名儒行】
表面は墨家ぼっかといいながら、実際には儒家の行いをしている意で、表向き吹聴ふいちょうしている主義・主張と実際の行動が違うたとえ。名目は墨家で行動は儒家という意。墨家・儒家はそれぞれ中国春秋戦国時代の思想集団をいう。
ようげんようこう【庸言庸行】
ふだんの言葉や行い。▽「庸言」はふだん用いる言葉。「庸行」はふだんの行動。素行。
らんぼうろうぜき【乱暴狼藉】
粗野な言動をすること。また、考えもなく思いつくままに暴れたり、無法な行為をはたらいたりすること。▽「狼藉」はここでは「乱暴」とともに、荒々しく支離滅裂な行動、無法な振る舞いをする意。