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浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘いで海中の竜宮に行き、乙姫歓待を受ける。土産に玉手箱をもらって村に戻ると、地上ではすでに300年が過ぎていたので、厳禁されていた玉手箱を開けてしまうと、白い煙とともにたちまち老翁となってしまう。
御伽草子。1巻。作者未詳。室町時代の成立か。浦島説話を題材にしたもの。浦島が老翁となったあと鶴と化し、乙姫が化した亀と夫婦の明神になる。
[補説]説話から、長期間その場を離れていたために、事情がよくわからずに戸惑う人のたとえとして用いられることがある。また、広く世間時代に取り残されたような状態心境を表す語としても用いられる。
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