魯迅の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[1881〜1936]中国の文学者・思想家。浙江 (せっこう) 省紹興の人。姓は周、名は樹人。字 (あざな) は予才 (よさい) 。周作人の兄。日本に留学、帰国後、革命運動に参加したが、のち学問没頭。1918年、魯迅の筆名で「狂人日記」を発表以後、「阿Q正伝」など多数小説雑感発表。1930年に中国左翼作家連盟に加盟翻訳、文学史研究などにも大きな功績を残した。散文詩集「野草」、短編小説集「故事新編」など。ルー=シュン。
竹内好評論の死の直後から書き始められ、昭和18年(1943)脱稿武田泰淳校正を行って昭和19年(1944)に刊行された。その後の魯迅研究に大きな影響を与えた著者の代表作。

出典:青空文庫

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