1. 儒教理想とした、有徳の君主仁義に基づいて国を治める政道。⇔覇道 (はどう) 

  1. royal roadの訳語》安易方法近道。「学問に—なし」

  1. 物事が進むべき正当な道。「ミステリーの—を歩む作品

[補説]書名別項。→王道

銅と亜鉛との合金。黄色のものが多く、亜鉛の量が少ないと金色を呈する。金具・機械部品、金箔代用などに使用。穴あきの5円硬貨の材料とする。真鍮 (しんちゅう) 

[名・形動]

  1. 人間としての正しい道に外れていること。また、そのさま。よこしま。邪道

    1. 「この思いもよらない出来事には、いくら—な良秀でも、ぎょっと致したのでございましょう」〈芥川・地獄変〉

  1. 本道からそれた道。よこみち。

    1. 「—なれども…平泉寺を拝まん」〈義経記・七〉

  1. 不正と知りながら行うこと。

    1. 「私が少しの間—致せば事が済む」〈浄・大経師

原題(フランス)La Voie royaleマルロー小説。インドシナでのクメール王朝遺跡の調査経験をもとにして書かれた実存主義小説。1930年刊。同年、アンテラリエ賞受賞。

出典:青空文庫

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