仏語。火の燃えている穴。特に、地獄にある火の穴。また、煩悩 (ぼんのう) の恐ろしさをたとえていう。かこう。

能楽論書。世阿弥著。応永31年(1424)成立。世阿弥が60歳ごろ、みずから悟りえたところを能芸論としてまとめ、長男観世元雅 (かんぜもとまさ) に授けたもの。はなのかがみ。

  1. 興味を感じさせる場面。「話が—に入る」

  1. 景色のよい所。「県内随一の—」

[補説]1は、ふつう物語、演劇等の興味深い場面をいい、「佳境に入る」などの形で使うが、最近「年賀状仕分け佳境」のように、ある状況頂点・最盛期をいう使い方が目立ってきている。

川の両岸に山が迫り、水流が狭くなっている所。

[名](スル)
  1. 橋を架けること。また、その橋。「—工事

  1. 鎖状高分子の分子間に橋を架けたような結合をつくること。代表的な架橋としてゴムの加硫が知られる。この分子間結合を架橋結合、架橋によってできる高分子を架橋高分子、このような高分子の構造を架橋構造という。橋かけ。

ふるさと。故郷郷里

《「華」は中国、「僑」は仮住まいの意》中国国籍を保持したままで、海外移住した中国人およびその子孫。東南アジアに多く住み、経済的影響力をもっている。→華人

[補説]中国で1978年から実施された改革開放政策基準として、改革開放以前に渡航した者とその子孫を老華僑、それ以降渡航した者を新華僑と呼ぶ。
  1. 和歌に詠まれた境地

  1. 和歌を詠むときの心境

出典:青空文庫

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2023年11月