能楽論書。世阿弥著。応永31年(1424)成立。世阿弥が60歳ごろ、みずから悟りえたところを能芸論としてまとめ、長男の観世元雅 (かんぜもとまさ) に授けたもの。はなのかがみ。
出典:青空文庫
・・・との舞踏が、いよいよ佳境に入ろうとしているらしい。…… が、おれ・・・ 芥川竜之介「葱」
・・・渠が手術は、ハヤその佳境に進みつつ、メス骨に達すと覚しきとき、「・・・ 泉鏡花「外科室」
・・・いいが、だんだん話が佳境には入って来ましたね」 そして聴き手の青・・・ 梶井基次郎「ある崖上の感情」