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辞書
《「かた」は片、「な」は刃の古語》
1 武器として使った片刃の刃物。
2 江戸時代、武士が脇差 (わきざし) とともに差した大刀。
3 太刀の小さいもの。
「我は元より太刀も—も持たず」〈太平記・二〉
4 小さい刃物。きれもの。
「紙をあまた押し重ねて、いと鈍き—して切るさまは」〈枕・二五九〉
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㋐2字で成り立っている名の片方の字。偏諱 (へんき) 。
「我が—に父が—を取って経春とつくべし」〈盛衰記・三六〉
㋑俳号などで、2字以上の場合、略して1字を書くもの。例えば「去来」を「来」と記す類。
「—書き侍るに、ことごとしき字形は苦しかるべし」〈去来抄・故実〉
2 名を略して呼ぶこと。また、その略称。「紀国屋文左衛門 (きのくにやぶんざえもん) 」を「紀文」とよぶ類。片名字 (かたみょうじ) 。
3 (「肩名」とも書く)名前の上に添える称号で、あだなのようなもの。
「寺々へ、仕事に入って—に呼ばれ、しかも大寺正兵衛といふ」〈伎・小袖曽我〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
刀折れ矢尽きる
《「後漢書」段熲伝から》戦う手段をすっかり使い果たす。また、物事に立ち向かう手段がなくなる。弓折れ矢尽きる。「努力も空しく—・きて倒産した」
刀に懸けても
1 刀を抜いての勝負となっても。腕ずくでも。 2 武士の名誉に懸けても。誓って。
刀の錆
1 刀に生じる錆。また、血が錆の原因になるところから、刀で切り殺すことや切り殺されることにいう。 2 「刀汚 (かたなよご) し2」に同じ。
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片名
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