よいにおい。芳香。けいきょう。

青年が要するかの一種芳烈な—を欠いでいた」〈蘆花思出の記

自分の考えを曲げずに、思うとおりに実行すること。「直情—」

古代の鎧 (よろい) の一。革や金属からなる細長い札 (さね) とよぶ板を韋緒 (かわお) で横につなげ、これを縦に韋緒や組糸数段おどしつづけ、胴体の前後を覆って防御としたもの。騎射戦用の鎧として用いた。衛府 (えふ) 武官の料として平安時代以後には儀仗 (ぎじょう) 用となった。かけよろい。うちかけよろい。

[名](スル)《慣用読みで「けいかく」とも》はかりくらべること。比較してみること。
  • 「戦いの勝敗を—し」〈染崎延房・近世紀聞〉
[名](スル)
  1. 先導すること。先払いをすること。

  1. 旅立つこと。

    1. 欧州の人交易の為に他州へ出帆せんとするや、必先英語を学んで而る後—す」〈岡三慶・今昔較〉

口を通ること。薬などを口から与えること。

[名](スル)
  1. 過ぎ行くこと。通過

  1. 月のめぐり。月経

  1. 蛍の尾部から発する光。ほたる火。

  1. ルミネセンスの一種。光あるいはX線陰極線その他の放射線を当てられた物質から発する光あるいは放射線。当てるのをやめるとただちに消える。

[名](スル)《「けいごう」とも》人格の高い人をあおぎ慕うこと。景慕。けいぎょう。
  1. 物事の大勢や態度特定方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の—」「彼は大げさに言う—がある」

  1. 思想的にある特定方向にかたよること。特に、左翼的思想にかたよること。「—小説

  1. 心理学で、一定の刺激に対して、一定の反応を示す生活体の素質

[名](スル)身につけて持って行くこと。「旅行に—する品」「昼食—で参加する」
  1. 寝室。ねや。

  1. 女子の居間。また、女子。「—詩人

さいわいを喜ぶこと。また、喜ぶべきさいわい。慶福。「—の至り」

  1. にわとりの口。

  1. 小さな団体の長・頭 (かしら) のたとえ。

出典:青空文庫

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