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恋のせつなさや苦しさに心を労することをたとえていう語。

「—といふことがあるほどに」〈虎清狂・文荷

[補説]曲名別項。→恋重荷

謡曲四番目物世阿弥作。女御自分を恋する庭守の老人に、重荷を持って歩いたら姿を見せようと伝えるが、老人は果たせずに死に、亡霊となって現れる。古曲「綾の太鼓」の改作

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