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さま とは？ 意味・読み方・使い方

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さ‐ま【▽狭間】
の解説

  1. １ 城壁・櫓 (やぐら) ・軍船のへさきなどに設け、内から外をうかがったり矢・鉄砲などを用いたりするための小窓。石狭間・矢狭間・鉄砲狭間・大砲狭間・隠し狭間などがある。

  1. ２ すきま。せまいあいだ。

    1. 「どこやら—があき樽の、底の心は澄まざりけり」〈浄・淀鯉〉

  1. ３ 窓。

    1. 「明かり取りの—より隣を見れば」〈浮・一代男・四〉

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さま【様／▽方】
の解説

［名］

  1. １ 物事や人のありさま。ようす。状態。「雲のたなびく—が美しい」「物慣れた—に振る舞う」

  1. ２ 姿かたち。かっこう。また、人の目に恥ずかしくない、それなりの形。→様になる

  1. ３ 方法。手段。

    1. 「物言ふ—も知らず」〈源・常夏〉

  1. ４ 理由。事情。いきさつ。

    1. 「なほおぼしとまるべき—にぞ聞え給ふめる」〈源・賢木〉

  1. ５ おもむき。趣向。体裁。

    1. 「臨時のもてあそび物の…時につけつつ—を変へて」〈源・帚木〉

［接尾］

  1. １ 人を表す語（名詞・代名詞）または人名・役職名・団体名などに付いて、尊敬の意を表す。「お嬢—」「お殿—」「あなた—」「田中—」「社長—」「商店会御一行—」

  1. ２ 名詞や形容動詞の語幹に「お」「ご（御）」を冠したものに付いて、「…なこと」の意を丁寧に言い表す。ときに「お」「ご」を冠しないこともある。「お疲れ—」「お世話—」「お気の毒—」「ご苦労—」「はばかり—」

  1. ３ （後世は「ざま」の形になる）

    1. ㋐名詞に付いて、その方向、その方面という意を表す。「雨が横—に降る」

    2. ㋑動詞の連用形に付いて、ちょうど…するとき、…する折などの意を表す。「すれちがい—ひったくる」

    3. ㋒動詞の連用形に付いて、そういう動作のしかたである意を表す。「二階から下へのけ—に落ちる」

［代］《「きみさま」の略という。近世、多く遊里語として用いた》

  1. １ 二人称の人代名詞。あなた。

    1. 「これこれ大事の物ながら、—になに惜しかるべし」〈浮・一代男・一〉

  1. ２ 三人称の人代名詞。慕っている第三者をさす。あのかた。

    1. 「賤 (しづ) が思ひを夢ほど—に知らせたや」〈滑・膝栗毛・四〉

類語
下接語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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