浅葱／糸葱（あさつき）とは？意味・読み方・使い方

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あさ‐つき【浅^×葱／糸^＝葱】
の解説

１ヒガンバナ科の多年草。地下茎はラッキョウに似る。葉は淡緑色の筒状でネギに似る。食用として栽培。せんぼんわけぎ。せんぶき。《季春》「—よ香をなつかしみ妹が里／紫里」

２葉ネギを若いうちに収穫したもの。小葱。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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浅葱の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

あさつきなます【浅葱膾】

アサツキをゆで、貝のむき身などとともに酢味噌であえた科理。古来、3月3日の桃の節句に作る習わしがあった。

浅葱の例文(28)

出典：青空文庫

･･･れたが、玄武寺の峰は浅葱色に晴れ渡って、石を伐り出した岩の膚が、･･･泉鏡花「海の使者」
･･･さえ、淡くくるくると浅葱に舞う。水に迸る勢に、水槽を装上って、そ･･･泉鏡花「瓜の涙」
･･･秋草に、円髷の帯の、浅葱に染めた色絵の蛍が、飛交って、茄子畑へ綺･･･泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」

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