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同心（どうしん） とは？ 意味・読み方・使い方

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どう‐しん【同心】
の解説

［名］(スル)《「どうじん」とも》

  1. １ 目的・志などを同じくすること。一つ心になること。

    1. 「それが我々—の道かと思われます」〈滝井・無限抱擁〉

  1. ２ ともに事にあたること。協力すること。また、味方すること。

    1. 「義景公をはじめだれも—するものがござりませなんだ」〈谷崎・盲目物語〉

  1. ３ 円などで、中心が同じであること。「—円」

  1. ４ 近世初期、武家に属した下級の兵卒。特に、徒歩の兵。

  1. ５ 江戸幕府で、所司代・諸奉行などに属し、与力 (よりき) の下にあって庶務・警察事務を分掌した下級の役人。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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同心 の例文(9)

出典：青空文庫

  • ･･･るを　蕩郎枉げて贈る同心の結　嬌客俄に怨首讎となる　刀下冤を･･･ 内田魯庵「八犬伝談余」

  • ･･･側にできる第二次像の同心環が米田氏の現象に類するのは注意すべき事･･･ 寺田寅彦「自然界の縞模様」

  • ･･･合に何ゆえに対称的な同心円形が現われないで有限数の放射線が現われ･･･ 寺田寅彦「物理学圏外の物理的現象」

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