1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠 (はいしゅ) をもつ雌花をつけ、4月ごろ受粉し、9月ごろ精子によって受精が行われる。果実は丸く、外種皮は熟すと黄橙 (おうとう) 色で、内種皮は白い殻となって種子を包む。種子は銀杏 (ぎんなん) とよばれ、食用。幹や枝から気根を垂らすことがあり、乳 (ちち) の木ともいう。中国の原産で、盆栽や街路樹に多用され、材は碁盤・将棋盤などに使われる。《季 黄葉=秋 花=春》「—散る遠くに風の音すれば/風生」
2 鏃 (やじり) の一種。イチョウの葉の形をしたもの。
3 「銀杏頭 (いちょうがしら) 」の略。
出典:gooニュース
【初場所】大の里〝大銀杏初白星〟 初日黒星から一変「楽に相撲を取ろうと思って切り替えた」
今場所からちょんまげを卒業し、大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に上がっている。記念となる〝初白星〟にも「そこまで考えてない」と意識せず。3日目以降へ向けて「集中してやる」と気持ちを引き締めた。
【初場所】大の里 初の大銀杏も黒星発進…横審・山内委員長「予想もしていない負け方」
この日は大銀杏(おおいちょう)を結って初めて本場所の土俵に上がったが、白星で飾ることはできなかった。 新大関だった先場所は9勝6敗と振るわず。今場所は綱とりがかかる琴桜(佐渡ヶ嶽)、豊昇龍(立浪)の両大関を追い掛ける立場で臨んでいる。取組後の大の里は「もう一回、集中してやっていきたい。また明日から切り替えて頑張ります」と2日目以降へ向けて立て直しを誓った。
大関大の里、初の大銀杏を披露 初場所へ「うれしい」と上機嫌
大相撲の大関大の里が11日、東京・両国国技館での優勝額贈呈式に出席し、初の大銀杏を披露した。関取の象徴に上機嫌で「やっと結えたのでうれしい。また明日から頑張る」と12日初日の初場所へ気合を高めた。 一昨年夏場所初土俵の大の里は出世の速さに髪の毛が追いついていなかった。今場所も大銀杏は間に合わない見通しだったが、9日に試したところ結えたという。
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出典:青空文庫
・・・小僧の墓のあたりにも銀杏落葉の山の出来る二昔前の回向院である。妙・・・ 芥川竜之介「少年」
・・・園の庭の隅には大きい銀杏が一本あった。僕はいつもその落葉を拾い、・・・ 芥川竜之介「追憶」
・・・大銀杏の葉の落ち尽した墓地は不相変きょうもひっそりしていた。幅の・・・ 芥川竜之介「年末の一日」