いっぱいとち【一敗塗地】
再び立ち上がることができないほど大敗すること。完敗すること。▽「塗地」は肝脳を地に塗る、すなわち惨殺され、戦死者の肝臓や脳などが大地に散乱して、泥まみれになること。一般に「一敗いっぱい、地ちに塗まみる」と訓読を用いる。
いっぱつせんきん【一髪千鈞】
一本の髪の毛で非常に重いものを引く意から、きわめて危険なことのたとえ。
いっぱつひっちゅう【一発必中】
弾丸一発でしとめる意から、ただ一度のチャンスを成功させること。
いっぱんせんきん【一飯千金】
わずかな恵みにも厚い恩返しをするたとえ。一膳いちぜんの食事のようなわずかな恵みにも、千金に値する恩がある意から。
いっぱんぜんぴょう【一斑全豹】
⇒ ぜんぴょういっぱん(全豹一斑)
いっぱんのおん【一飯之恩】
ほんのわずかの恵みのたとえ。また、わずかな恩義であってもそれを忘れてはいけないという戒めの語。一膳いちぜんの食事を恵んでもらった恩義の意から。