しん‐かい【秦檜】
[1090〜1155]中国、南宋の政治家。字(あざな)は会之。江寧(江蘇省)の人。高宗に仕え、岳飛を獄死させて金と和議を結んだ。政権維持のため言論を弾圧し、後世、奸臣(かんしん)の典型とされる。
しんかい‐たけたろう【新海竹太郎】
[1868〜1927]彫刻家。山形の生まれ。新古典的な作風で活躍、太平洋画会彫刻部を主宰した。
しんかわ‐かずえ【新川和江】
[1929〜2024]詩人。茨城の生まれ。西条八十に師事。詩集「睡(ねむ)り椅子」でデビューし、「ローマの秋・その他」で室生犀星賞を受賞。詩集「比喩でなく」に収められた作品「わたしを束ねないで」...
しん‐かん【秦観】
[1049〜1100]中国、北宋の文人。字(あざな)は少游または太虚、号は淮海居士(わいかいこじ)。高郵(江蘇省)の人。蘇軾(そしょく)の弟子。すぐれた抒情詩を多く残した。著「淮海集」。