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牛刀割鶏の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

取るに足りない小さなことを処理するのに、大げさな方法を用いるたとえ。小さな物事を裁くのに、大人物や大げさな方法手段などは必要ないということ。また、それらを戒めた語。鶏をさばくのに牛を切る大きな包丁を用いる意から。▽「牛刀ぎゅうとうもて鶏にわとりを割く」と訓読する。また「割鶏牛刀かっけいぎゅうとう」ともいう。
出典
『論語ろんご』陽貨ようか。「鶏を割くに焉いずくんぞ牛刀を用いんや」(鶏を割くのに牛切りの大きな包丁がどうして必要なのだろうか)
用例
これは少し牛刀鶏を割く嫌きらいがある。<森鴎外・独身>

牛刀割鶏の解説 - 学研 四字熟語辞典

小さなことを処理するのに、大げさな手段を用いることのたとえ。
注記
大きな牛刀で小さな鶏をさばくの意から。「牛刀ぎゅうとうもて鶏にわとりを割く」と読み下す。「割鶏牛刀かっけいぎゅうとう」ともいう。
出典
『論語ろんご』陽貨ようか
用例
Rendezランデ-vousヴウをしたって、明日あす何処どこで逢おうなら、郵便で用が足る。しかし性急な変で、今晩何処どこで逢おうとなっては、郵便は駄目である。そんな時に電報を打つ人もあるかも知れない。これは少し牛刀鶏を割く嫌きらいがある。〈森鷗外・独身〉
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