しこうはっきょく【四荒八極】
世界の隅々まで。世界のあらゆる場所のこと。▽「四荒」は四方の果てのえびすの住む地。北方の觚竹こちく、南方の北戸ほくこ、西方の西王母、東方の日下じつかの四つを指す。「八極」は八方の遠方の地。八方の地の果てのところ。
しょうしょうはっけい【瀟湘八景】
中国の瀟湘しょうしょうの辺りで描かれた、美しい八つの風景のこと。平沙落雁・遠浦帰帆・山市晴嵐・江天暮雪・洞庭秋月・瀟湘夜雨・煙寺晩鐘・漁村夕照の八つ。
しろくじちゅう【四六時中】
一日中ずっと。いつも。始終しじゅう。常に。
じかやくろう【自家薬籠】
使いたい時に使える必要な物。すでに手中にあって、いつでも使えて役に立つもの。完全に身についた技術や、また思いのままに操あやつることのできる人物のこともいう。
じこあんじ【自己暗示】
自分で自分にある観念を繰り返すことで暗示をかけ、理性を超えた行動や力を生み出すこと。▽「暗示」はそれとなく示す、ほのめかすこと。
すんぜんしゃくま【寸善尺魔】
この世の中には、よいことが少なく悪いことばかりが多いたとえ。また、よいことにはとかく妨げが多いこと。▽「寸善」は一寸の善で、少しばかりのよいこと。「尺魔」は一尺の悪いこと。一尺は一寸の十倍の長さで、「寸善」より「尺魔」のほうが多い意。「尺」は「せき」とも読む。
ずいしゅかへき【隋珠和璧】
貴重な宝物のこと。この世の中に二つとない宝玉。
せいしんとういつ【精神統一】
何事かをなすときに、心を一点に集中すること。
せいれいかっきん【精励恪勤】
力の限りを尽くして学業や仕事に励むこと。▽「精励」は力を尽くして努めること、「恪」はつつしむ意で、「恪勤」はまじめに一生懸命勤めること。「恪勤精励かっきんせいれい」ともいう。
せんえいぶんし【尖鋭分子】
組織の中で、極端な主張や過激な行動をとる内部グループ。急進派。