三人成虎の解説 - 学研 四字熟語辞典

さんにんせいこ【三人成虎】

噓うそや噂うわさが多くの人の話題になれば、みんながそれを信じてしまい、真実のようになってしまうということ。

注記

「三人さんにん、虎とらを成なす」と読み下す。

故事

中国戦国時代、魏ぎの龐恭ほうきょうが魏王に「町に虎が出たと一人が言ったら信じるか」とたずねて、魏王が「信じない」と答えた。「二人の者が言ったら信じるか」という問いには、「もしかしたらと疑うかもしれない」と答え、「三人ではどうか」という問いには、「信ずるようになるだろう」と答えたという。

出典

『韓非子かんぴし』内儲説ないちょせつ･上

類語

浮石沈木

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。