採長補短の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

さいちょう-ほたん【採長補短】

人のよいところを取り入れて、自分の短所や足りないところを補うこと。また、物事のすぐれたところや余ったところから取り入れて、不備なところや足りないところを補うこと。▽「長」は長所。また、余ったところ、はみ出したところ。「短」は短所。また、足りないところ。「長ちょうを採とり短たんを補おぎなう」と訓読する。

用例

仏教と道教が、儒者たちによって学ばれ、それらの採長補短という形で宋学そうがくは形成されていった。<唐木順三・日本人の心の歴史>

類語

舎短取長 取長補短 助長補短 続短断長

採長補短の解説 - 学研 四字熟語辞典

さいちょうほたん【採長補短】

人の長所を見習って、自分の短所を補うこと。他人のよいところは、自分もそうであるように努め、向上しようとすること。

注記

「長ちょうを採り、短たんを補う」と読み下す。

採長補短の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

さいちょう‐ほたん〔サイチヤウ‐〕【採長補短】

人の長所をとり入れて、自分の短所を補うこと。

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。