秋の季節の山。秋の山。《季 秋》
あきやまぎょくざん【秋山玉山】
[1702〜1764]江戸中期の儒学者。豊後 (ぶんご) の人。名は儀、字 (あざな) は子羽。通称、儀右衛門。昌平黌 (しょうへいこう) に学び、のち熊本藩に仕えた。時習館建設を進言。著「玉山詩集」など。
あきやまさねゆき【秋山真之】
[1868〜1918]海軍中将。愛媛の生まれ。好古 (よしふる) の弟。日露戦争で東郷平八郎連合艦隊司令長官の参謀。「天気晴朗なれども波高し」などの戦報の名文で知られる。
あきやまていすけ【秋山定輔】
[1868〜1950]政治家。岡山の生まれ。明治26年(1893)「二六 (にろく) 新報」を創刊。日露戦争のときロシアのスパイの嫌疑を受けて、衆議院議員を辞職。孫文らと親交を重ね、その革命運動を支援。
出典:青空文庫
・・・大癡といえば、大癡の秋山図をご覧になったことがありますか?」 あ・・・ 芥川竜之介「秋山図」
・・・帰って秋山さん――例の男は秋山といいました――に相談すると、賛成・・・ 織田作之助「アド・バルーン」
・・・六番の客の名刺には秋山松之助とあって、これも肩書きがない。 大津・・・ 国木田独歩「忘れえぬ人々」