1. 水泳練習。「畳の上の—」「—場」 夏》

  1. 水泳技術。また、水泳名人

《水のすだれの意から》滝。

「数条の—を瀉下し」〈鉄腸雪中梅

情けをかけること。

「其上本国の民にても同じ人類の事なれば御—可被下 (くださるべく) 」〈条野有人・近世紀聞〉

  1. すだれをたれること。また、たれたすだれ。

  1. 《昔、中国で男女の区別を厳しくするため、皇太后などが群臣に会うとき、その前にすだれを垂れたところから》天子幼年のとき、皇太后などが代わって行う政治。垂簾の政 (まつりごと) 。

  1. スイレン科スイレン属の水生植物の総称。池・沼に生え、円形または卵形の基部に切れ込みのある葉を水面に浮かべる。夏、白・黄・赤色などのハスに似た花を水面上に開き、朝夕開閉する。温帯産のものから熱帯産のものまで、品種は多い。日本ではヒツジグサ自生 夏》「—の明暗たつきのピアノ打つ/草田男

  1. ヒツジグサ漢名

緑色のすだれ。青すだれ。

出典:青空文庫

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