《「ちょうげん」とも》遠近・高低の町・間・尺を測量すること。

「口の広さが京間で五十三間、鼻の高さが—につもったらなんぼあらうか」〈滑・虚誕計・前〉

  1. 長いつるぎ。⇔短剣

  1. 時計長針。⇔短剣

  1. 長尺に織り出した絹布。固く張りがある上質のもの。

  1. 1で仕立てた水干直垂 (ひたたれ) ・狩衣 (かりぎぬ) など。総 (ふさ) の菊綴 (きくとじ) を縫い目につける。のちには生絹 (すずし) ・紗 (しゃ) などでも作られ、公家・武家の元服前の童児が用いた。

  1. 能装束の一。広袖の直垂形式の上着で、絽 (ろ) の生地に金糸色糸模様を織り出す。舞を舞う女役が用いる。

[名](スル)
  1. 臣下朝廷参内 (さんだい) して天子拝謁すること。

  1. 天皇・皇后・太皇太后・皇太后に拝謁すること。「—の儀」

朝廷で定めたおきて。また、国を治める根本の法規。憲法。国憲

朝廷から受けるおとがめ。

出典:青空文庫

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2023年11月