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ふり とは？ 意味・読み方・使い方

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ふ‐り【不離】
の解説

離れないこと。また、離せないこと。「不即—」

ふり【振り／▽風】
の解説

［名］

  1. １ 振り動かすこと。また、振れ動くこと。「バットの—が足りない」

  1. ２ 人の振る舞い。しぐさ。また、なりふり。「人の—見てわが—直せ」

  1. ３ 見せかけの態度や動作。ようす。ふう。「寝た—をする」

  1. ４ 料理屋・旅館などで、紹介や予約なしに客が来ること。また、その客。「—の客」

  1. ５ 一時的であること。臨時。

    1. 「材木屋から搾 (しぼ) る—のものを…払いに当て」〈秋声・縮図〉

  1. ６ 舞踊で、動作・所作のこと。「—をつける」

  1. ７ 女性用の和服の袖付け止まりから袖下までの、縫い合わせない部分。

  1. ８ 本題に入るためのきっかけ。前置きとしてする話。「前—」

  1. ９ 和歌の歌いぶり。和歌の風体。

    1. 「大僧正は、おほやう西行が—なり」〈後鳥羽院御口伝〉

  1. 10 歌曲の歌いざま。節回し。

    1. 「その様を習ひて謡ひたれば、—はその—にて似ぬにや」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉

  1. 11 ずれていること。ゆがんでいること。

    1. 「建ては建てたが、ちっくり笠に—がある」〈浄・嫩軍記〉

  1. 12 金銭の都合をつけること。やりくり。

    1. 「借銀かさみ、しだいに—に詰まり」〈浮・永代蔵・六〉

  1. 13 褌 (ふんどし) や腰巻をつけないこと。多く男子にいう。ふりちん。

    1. 「金吹きは—になるのがしまひなり」〈柳多留・三〉

  1. 14 「振袖」の略。

    1. 「友禅の—の袂 (たもと) に北時雨」〈浄・歌祭文〉

  1. 15 「振袖新造」の略。

    1. 「片町の—を内へ呼び入れ」〈浄・阿波鳴渡〉

［接尾］助数詞。

  1. １ 振る動作の回数を表すのに用いる。「バットを一—二—する」

  1. ２ （「口」とも書く）刀剣を数えるのに用いる。「二—の刀」

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ふり【降り】
の解説

雨や雪の降ること。また、その程度。「ひどい—になる」「吹き—」

ふ‐り【不利】
の解説

［名・形動］利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。また、そのさま。「—な取引」「—な立場」⇔有利。
類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ふり の例文(135)

出典：青空文庫

  • ･･･アグニの神が、空から降りて来る時に、きっと聞える声なのです。　も･･･ 芥川竜之介「アグニの神」

  • ･･･その内にもう秋風が立って、城下の屋敷町の武者窓の外には、溝を塞･･･ 芥川竜之介「或敵打の話」

  • ･･･土用波という高い波が風もないのに海岸に打寄せる頃になると、海水･･･ 有島武郎「溺れかけた兄妹」

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2025/05/13 12:10

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