金城鉄壁の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

非常に守りの堅いことのたとえ。また、非常堅固で、付け込むすきがないことのたとえ。金や鉄のようにきわめて堅固城壁の意から。
出典
徐積じょせき「倪復げいふくに和す」(詩)
句例
金城鉄壁の守り
用例
わらと薄縁うすべりを敷いたうす暗い書斎に、彼は金城鉄壁の思いかで、籠こもっていた。<葛西善蔵・贋物>

金城鉄壁の解説 - 学研 四字熟語辞典

守りがかたい城のこと。転じて、守りがかたくて付け入るすきのないもののたとえ。
注記
城を金で築き、城壁を鉄で作ることから。「金城鉄壁の守り」などと使う。
表記
「鉄壁」を「鉄璧」と書きちがえない。
出典
徐積じょせき「倪復げいふくに和す」

金城鉄壁の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《金の城と鉄の城壁の意》防備非常堅固城壁。守りが非常に固いこと、まったくすきがないことのたとえ。「—の内野守備」

出典:青空文庫

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