瘻孔 (ろうこう) の一。胃と体表などが穴(瘻孔)でつながっている状態。また、口などからの食物・水分補給困難場合胃壁腹壁に穴をあけてチューブを取り付け、外から直接胃に栄養剤などを注入する治療法。PEG(percutaneous endoscopic gastrostomy)。経皮内視鏡的胃瘻造設術。

[名](スル)苦労をねぎらうこと。「試合のあとで選手たちを—する」「—会」
  1. 生き残っている老人

  1. 先帝に仕えた旧臣亡国旧臣

大切な事が抜け落ちていること。手抜かり。手落ち。「—のないように記入する」

[動ハ四]
  1. 美しいいろどりをしている。映える。

    1. 「いかばかり思ひおくとも見えざりし露に—・へる撫子 (なでしこ) の花」〈和泉式部集・下〉

  1. 色が美しく交じる。

    1. 「かざしの花の色々は秋の草に異なるけぢめ分かれで、何事にも目のみ紛ひ—・ふ」〈・若菜下〉

[動ハ下二]
  1. 美しくいろどる。

    1. 「大領 (おほくび) 端袖 (はたそで) —・へたる直垂 (ひたたれ) に」〈平家・一一〉

  1. 金や宝石などをちりばめて飾る。

    1. 「くさぐさのうるはしき瑠璃を—・へて作れり」〈竹取

  1. 文章などを飾る。潤色する。

    1. 「詞を—・へて云ふ程に綺語と云ふぞ」〈四河入海・一九〉

[動ハ四]

  1. かかわり合う。関与する。

    1. 「例の忍ぶる道はいつとなく—・ひつかうまつる人なれば」〈・松風〉

  1. 口出しする。干渉する。

    1. 「いふかひなき者の秀 (ひい) でて、—・ふまじき事に—・ひ」〈平家・二〉

  1. 言い争う。さからう。

    1. 「武藤太も、酒なくてはいかで情を引くことあらん、と思ひて深くも—・はず」〈読・弓張月・前〉

  1. 手で触れる。さわる。いじる。→弄 (いら) う

    1. 「頭を—・うてみる」〈虎明狂・

出典:青空文庫

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2023年12月