易の八卦 (はっけ) の一。で表す。陰の卦で、地にかたどり、柔順で物を成長させる徳を表す。方位では南西に配する。⇔乾 (けん) 

  1. 物事に飽きずに耐えうる力。気力根気。「精も—もつきはてる」

  1. (梵)indriyaの訳。機関・能力の意》仏語。作用を起こす力。生命活動や感覚の原動力。感覚のもとになる眼・耳・鼻・舌・身を五根、それに思惟を起こさせる意を加えて六根という。

    1. ㋐方程式を成立させる未知数の値。

    2. ㋑ある数を何乗かした数に対するもとの数。「平方—」

  1. イオンになりやすい基 (き) 。硫酸根(SO4)など。

紫色を帯びた濃い青色。濃い藍色。

[名]魚をいう女房詞
[接尾]助数詞。魚の数を数えるのに用いる。「一—の魚」
[名]客にもてなす酒・肴 (さかな) の膳部
    1. 「預かり蔵人小板敷きを昇り、大杯を取って共に—を勧む」〈雲図抄〉

[接尾]助数詞。
  1. 酒席などで、杯を飲みほす回数を表す。また、杯をさす度数にもいう。「一—おあがりください」

  1. 客をもてなすとき、食物を出す度数を表すのに用いる。

    1. 「一—にうちあはび、二—にえび、三—にかいもちひにてやみぬ」〈徒然・二一六〉

  1. こころ。精神

    1. 「詩は我—を動せども」〈鴎外訳・即興詩人

  1. 人の肉体に宿る精気。たましい。霊魂。特に陽のたましいをいう。→魄 (はく) 

    1. 「—は善所におもむけども、魄は、修羅道に残ってしばし苦しみを受くるなり」〈謡・朝長

《「荘子」逍遥遊から》中国古代の想像上の大魚北方の大海にすみ、大きさは幾千里だかわからないという。

  1. コンディショニング」の略。「エア—」

  1. コントロール」の略。「ラジ—」「リモ—」

  1. コンクリート」の略。「生 (なま) —」

  1. コンプレックス」の略。「マザ—」

  1. コンピューター」の略。「ミニ—」「マイ—」「パソ—」

  1. コンテスト」の略。「写真—」

  1. コンパ」の略。「合—」

[代]《「これ」の音変化》「これ」に同じ。「—だけ」
連体《「この」の音変化》「この」に同じ。「—次 (つぎ) 」「—くらいの量」

連体

  1. 現在の。いまの。「—国会」「—世紀」「—シーズン」

  1. 本日の。きょうの。「—夜半」

[副]

  1. かたい物を打ったり、かたい物が触れ合ったりしたときの音を表す語。「—、—とくいを打つ」

  1. 強くせきをする声を表す語。「—とせきをする」

  1. 狐の鳴き声を表す語。

    1. 「—ときつねがなきゃせぬか」〈清水かつら・𠮟られて〉

[接尾]名詞に付いて、語調を整えるのに用いる。
  • 「まづ売りませう。す—はじかみ—す—」〈狂言記・酢薑〉
[補説]昔、振り売りの商人が売る品物の名の下に添えて呼んだ語。

〈近〉⇒きん

〈金〉⇒きん

〈建〉⇒けん

〈献〉⇒けん

出典:gooニュース

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2024年1月