しょきあたり【暑気中り】
夏の暑さのためにからだをこわすこと。あつさあたり。《季 夏》「古妻の遠まなざしや—/草城」
しょきか【初期化】
[名](スル) 1 コンピューターで、ディスクやメモリーの記録内容を消去し、使い始めの状態にすること。イニシャライズ。 2 ハードディスクやCD-ROM、メモリーカードなどの記憶媒体を、オペレーティングシステムや情報機器などによる利用が可能な状態にすること。→フォーマット2 3 皮膚などの採取しやすい体細胞を、幹細胞と同じくさまざまな細胞に分化・増殖する能力をもつ状態にすること。iPS細胞の場合、初期化因子とよばれる数種類の遺伝子を導入することで初期化する。またiPS細胞を介さずに特殊な培養条件の下で幹細胞を作成する技術はダイレクトリプログラミングとよばれ、研究が進められている。リプログラミング。
しょきかん【書記官】
1 旧制で、内閣・各省・都道府県庁・貴族院・衆議院などにおいて、長官を補佐して文書の作成や審案などの事務を職務としていた高等官。 2 「裁判所書記官」の略。 3 外交官の一。外交事務に従事する者。 [補説]書名別項。→書記官
出典:青空文庫
・・・上野の博物館で、明治初期の文明に関する展覧会が開かれていた時の事・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・明くと、顔色の蒼白い書記の今西が、無気味なほど静にはいって来た。・・・ 芥川竜之介「影」
・・・それ以来、十八世紀の初期に至るまで、彼が南北両欧に亘って、姿を現・・・ 芥川竜之介「さまよえる猶太人」