ありま‐の‐みこ【有間皇子】
[640〜658]孝徳天皇の皇子。謀反をはかったとされて処刑された。このときの哀歌2首が万葉集にある。
ありま‐はるのぶ【有馬晴信】
[1567〜1612]安土桃山時代のキリシタン大名。肥前日野江城主。洗礼名、ジョアン=プロタシオ。天正10年(1582)大友宗麟らと天正遣欧使節をローマに派遣した。
ありま‐よりちか【有馬頼義】
[1918〜1980]小説家。東京の生まれ。頼寧(よりやす)の子。推理小説ブームの一翼を担い、「終身未決囚」で直木賞受賞。昭和45年(1970)には文芸雑誌「早稲田文学」の編集長となる。他に「四...
ありま‐よりやす【有馬頼寧】
[1884〜1957]政治家。東京の生まれ。頼義の父。東京帝大卒業後、農商務省に入り、大正13年(1924)衆議院議員、昭和4年(1929)貴族院議員となる。昭和12年(1937)には農林大臣に...