クルイロフ【Ivan Andreevich Krïlov】
[1769〜1844]ロシアの詩人。平明なロシア語により、軽妙で社会風刺に富んだ寓意(ぐうい)詩を書いた。クルイローフ。
くるしま‐よしひろ【久留島義太】
[1690ころ〜1758]江戸中期の数学者。備中(びっちゅう)の人。本姓は村上。通称、喜内(きない)。独学で和算を学び、行列式の展開や円理などを研究した。
くるす‐さぶろう【来栖三郎】
[1886〜1954]外交官。神奈川の生まれ。駐ドイツ大使として日独伊三国同盟を成立させ、太平洋戦争直前には、特派大使として対米交渉を行った。
クルックス【William Crookes】
[1832〜1919]英国の物理学者・化学者。タリウムを発見し原子量を測定。クルックス管を発明して、陰極線が電気的な微粒子であることを証明した。
くるま‐ぜんしち【車善七】
江戸時代、江戸浅草で、代々、非人頭を勤めた者の称。
くるまたに‐ちょうきつ【車谷長吉】
[1945〜2015]小説家。兵庫の生まれ。本名、車谷嘉彦(しゃたによしひこ)。放浪生活の経験や煩悩から逃れられない生の苦しみを描いた私小説が評価され、「赤目四十八滝(あかめしじゅうやたき)心中...
くるみざわ‐こうし【胡桃沢耕史】
[1925〜1994]小説家。東京の生まれ。本名、清水正二郎。本名で数多くの官能小説を執筆した後、放浪の旅に出る。帰国後、多彩な題材の大衆小説を手がけ、「黒パン俘虜記(ふりょき)」で直木賞受賞。...
クルーエ【François Clouet】
[1510ころ〜1572]フランスの画家。父ジャンとともに宮廷画家として、精緻(せいち)な描写の肖像画・デッサンを多く残した。
クルーグマン【Paul Robin Krugman】
[1953〜 ]米国の経済学者。新貿易理論の基礎を築いた。1982〜1983年、米国レーガン政権で経済諮問委員。2008年ノーベル経済学賞受賞。著「為替レートの謎を解く」「グローバル経済を動かす...
クループスカヤ【Nadezhda Konstantinovna Krupskaya】
[1869〜1939]ソ連の政治家・教育家。レーニンの妻。亡命生活ののち、1917年帰国。社会主義教育理論の確立、ピオネール運動の創始などに貢献した。