ふるかわ‐いちべえ【古河市兵衛】
[1832〜1903]実業家。京都の生まれ。本姓は木村。小野組古河太郎左衛門の養子。足尾など多くの鉱山を経営。古河財閥の基礎を築いた。
ふるかわ‐かおる【古川薫】
[1925〜2018]小説家。山口の生まれ。出身地である長州の幕末・維新期を、綿密に集めた史料に基づいて描いた硬派の歴史小説で知られる。「漂泊者のアリア」で直木賞受賞。他に「走狗(そうく)」「暗...
ふるかわ‐こしょうけん【古川古松軒】
[1726〜1807]江戸中期の地理学者・蘭医。備中の人。名は正辰。諸国を旅行し、交通・風俗・物産・史跡などを調査し、「東遊雑記」「西遊雑記」などを著す。幕命で「武蔵五郡の図」などを作成。
ふるかわ‐まこと【古川真人】
[1988〜 ]小説家。福岡の生まれ。平成28年(2016)「縫わんばならん」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」で第162回芥川賞を受賞した。
ふるかわ‐もくあみ【古河黙阿弥】
⇒河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)
ふるかわ‐ろっぱ【古川緑波】
[1903〜1961]喜劇俳優。東京の生まれ。本名、郁郎。舞台・映画に活躍し、レビュー喜劇の発展に尽くした。「声帯模写」の語を初めて用いた。古川ロッパ。