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韓信匍匐の解説 - 学研 四字熟語辞典

将来の大きな目的のために、一時の屈辱苦労を耐え忍ぶことのたとえ。韓信が腹ばいになって人の股またの下をくぐる意から。「韓信の股くぐり」という句で有名
注記
「韓信」は、中国漢の高祖こうそ劉邦りゅうほうの臣下で、名将として知られた人物。「匍匐」は、腹ばいになって進むさま。「匍匐」は、「蒲伏」とも書く。
故事
韓信がまだ若く貧乏なころ、淮陰わいいんの若者に、「お前は立派な長剣をさげているが、できるものなら、その剣で俺を一突きにしてみろ。できないなら俺の股の下をくぐれ」と挑発された。韓信は腹ばいになって若者の股下をくぐり、見かけ倒しの臆病者だと大勢の前で嘲笑された。しかし、のちに大人物になった。
出典
『史記しき』淮陰侯わいいんこう
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