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冷暖自知の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

他人から言われなくても、自分のことは自分で分かること。水が冷たいか温かいかは、飲めばおのずと分かる意から。▽「冷暖れいだんみずから知る」と訓読する。
出典
『景徳伝灯録けいとくでんとうろく』四
句例
冷暖自知の年ごろとなる

冷暖自知の解説 - 学研 四字熟語辞典

体験したものでなければ分からないこと。
注記
冷たいか暖かいかは、飲んだ自分しか分からない意から。仏教のことばで、禅宗では、悟りは人から教えられて理解できるものではなく、本人が悟らなければ理解できないとされる。「冷暖れいだんおのずから知る」と読み下す。
出典
『景徳伝灯録』四
用例
ここは誠に説明のむつかしいところです。結局「冷暖自知れいだんじち」してもらうより他はないと思います。私はこのころ、真実のことを云おうとすればする程、言葉というものが如何に不完全なものかということを感じて来ました。〈尾崎秀実・遺書〉

冷暖自知の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

仏語。真の悟りは自分感得するものであるということを、水の冷暖自分で手を入れてみて知ることにたとえていう語。

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