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らくようの-しか【洛陽紙価】
著書が
評判となり、盛んに売れて読まれること。▽「
洛陽」は
中国の
地名。「
紙価」は紙の
値段のこと。
一般に「
洛陽の紙価高からしむ」の形で用いられる。
- 出典
- 『晋書しんじょ』左思伝さしでん
- 用例
- 彼らの兵隊小説は文字どおり洛陽の紙価を高からしめた軍記物の専門家であり、流行作家でもあった。<今日出海・三木清における人間の研究>
- 故事
- 中国西晋せいしんの左思さしは詩文にすぐれていたが、その作品「三都賦さんとのふ」が発表されると、たちまち洛陽中の評判になり、人々は争ってこの作品を書写した。そのために洛陽の紙が不足して値段が急騰したという故事から。
らくようのしか【洛陽紙価】
著作物が広く世にもてはやされて盛んに売れること。
- 注記
- 「洛陽の紙価を高める」などの表現で用いられる。
- 故事
- 中国西晋せいしん時代、詩人左思さしが、「三都賦さんとのふ」を作ったとき、人々が争って書き写したために、洛陽での紙の値段が高騰した。
- 出典
- 『晋書しんじょ』左思さし
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