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肝胆相照の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

お互いに心の奥底までわかり合って、心から親しくつき合うこと。心の底まで打ち明け深く理解し合っていること。▽「肝胆」は肝臓胆嚢たんのう。転じて、心の底、まごころ。また、肝臓胆嚢が近くにあることから密接関係のたとえ。一般に「肝胆かんたんあいらす」と訓読を用いる。
句例
肝胆相照らす仲
用例
かつて若い師西行と肝胆相照らした秀衡殿||その秀衡殿が死んだのである。<辻邦生・西行花伝>

肝胆相照の解説 - 学研 四字熟語辞典

友人同士などが、お互いの心の底まで理解し合っていること。きわめて親しい友人関係のたとえ。
注記
「肝胆」は、肝臓と胆囊たんのうのことから転じて、心中、真心の意。また、両者は近くにあることから密接な関係にたとえる。「肝胆かんたんあいらす」と読み下す。
用例
大岡様は泰軒にスッカリ惚れちまって、二人は、肝胆相照らす心の友となったのです。〈林不忘・丹下左膳 こけ猿の巻〉
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