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大慈大悲 とは？ 意味・読み方・使い方

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大慈大悲の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

だいじ-だいひ【大慈大悲】

広大無辺な仏の慈悲のこと。大慈悲。▽「大慈」は仏が衆生しゅじょうを救う大きな慈しみ、「大悲」はその慈悲の心の意。
出典
『法華義疏ほっけぎしょ』譬喩品ひゆぼん
句例
大慈大悲に頼る
用例
少しのものもあいあいにほどこして、人をたすくるこころこそ、大慈大悲のきょうようにて候え。<倉田百三・出家とその弟子>

大慈大悲の解説 - 学研 四字熟語辞典

だいじだいひ【大慈大悲】

仏教のことばで、仏の限りなく大きな慈しみのこと。
注記
「大慈」は、仏がこの世に生きるものすべてに楽を与えること。「大悲」は、この世に生きるものすべての苦しみを救うこと。
出典
『法華義疏ほっけぎしょ』譬喩ひゆ
用例
ああ、大慈大悲の観世音菩薩ぼさつ、どうか其処そこを御示し下さい、侍従が河原の女乞食こじきと、実は少しも変らない証拠を。〈芥川龍之介・好色〉

大慈大悲の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

だいじ‐だいひ【大慈大悲】

仏語。一切衆生の苦を取り除き、楽を与える広大無辺な慈悲。特に、観世音菩薩 (ぼさつ) の広大な慈悲。また、観世音菩薩。

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大慈大悲 のキーワード

出典：学研 四字熟語辞典

［思いやり］の四字熟語

［同情］の四字熟語

大慈大悲 の例文(9)

出典：青空文庫

  • ･･･「南無大慈大悲の泥烏須如来！　私はリスポアを船出した時から、一命はあ･･･ 芥川竜之介「神神の微笑」

  • ･･･衆生引導の能化、南無大慈大悲釈迦牟尼如来も、三十二相八十種好の御姿は･･･ 芥川竜之介「俊寛」

  • ･･･に腑甲斐ないものは、大慈大悲の観世音菩薩も、お見放しなすったものかも･･･ 芥川竜之介「藪の中」

大慈大悲 の前後の言葉

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